筋膜とは?わかりやすい解説



筋膜(きんまく)とは、体の中で筋肉や骨、内臓を包んで支える薄い膜のことです。イメージとしては、肉の薄皮のようなもので、全身にネットのように広がっていて、体のパーツ同士をつなげている重要な組織です。

筋膜には次のような役割があります。

1. 体を支える:筋肉や骨をしっかりと包んで支え、体全体の形を保ちます。
2. 動きをスムーズにする:筋肉同士が滑らかに動けるように、クッションの役割を果たします。
3. 力を伝える:筋膜は筋肉の動きをサポートし、体全体に力を効率的に伝えます。

しかし、筋膜は長時間の悪い姿勢や過度の運動、ストレスなどで硬くなったり、ねじれたりすることがあります。この状態になると、筋肉の動きがスムーズでなくなり、体がこわばったり、痛みが出たりすることがあります。

筋膜が硬くなる原因:

• 長時間同じ姿勢でいる(デスクワークやスマホの使用)
• 運動不足や、逆に筋肉を使いすぎる
• ストレスや疲労

硬くなった筋膜をほぐすのが「筋膜リリース」です。筋膜をケアすることで、体の動きがスムーズになり、姿勢が良くなったり、疲れや痛みが和らいだりします。

簡単に言うと、筋膜は体全体をつなげ、支え、動きをスムーズにする大切な膜です。