椎間板ヘルニアは、背骨の中にある「椎間板(ついかんばん)」というクッションのような部分がダメージを受けて飛び出し、近くの神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす病気です。では、なぜ椎間板が飛び出してしまうのでしょうか?その原因を簡単に説明します。
椎間板とは?
まず、「椎間板」とは、背骨の骨と骨の間にある柔らかいクッションのようなものです。ゼリー状の物質でできており、背骨が動くたびにショックを吸収してくれます。普段はとても強いですが、いろいろな理由で負担がかかると壊れてしまうことがあります。
椎間板ヘルニアの主な原因
1. 加齢による変化
椎間板は年齢とともに少しずつ劣化します。若いときは水分がたくさん含まれて柔らかいのですが、年齢を重ねると水分が減り、弾力が失われます。そのため、椎間板がもろくなり、飛び出しやすくなるのです。
2. 長時間の座り仕事や悪い姿勢
ずっと座っている仕事や、前かがみの姿勢を続けていると、椎間板に強い負担がかかります。特に、背中を丸めた姿勢は椎間板を押しつぶすような形になり、これが原因で椎間板が壊れ、ヘルニアになることがあります。
3. 重いものを持つ動作
急に重いものを持ち上げようとしたり、無理な姿勢で持ち上げると、腰に大きな負担がかかります。この時、椎間板に大きな圧力がかかり、飛び出してしまうことがあります。特に、腰に力を入れるときには注意が必要です。
4. 運動不足や筋力低下
運動不足で背中やお腹の筋肉が弱くなると、背骨を支える力が減り、椎間板に余計な負担がかかります。これもヘルニアの原因になることがあります。逆に、急に無理な運動をしてもヘルニアになるリスクがあります。
5. ケガや事故
交通事故や転倒などで強い衝撃を受けると、椎間板が一気に壊れてしまい、ヘルニアになることがあります。
まとめ
椎間板ヘルニアは、椎間板が劣化したり、過度の負担がかかることで発生します。加齢、悪い姿勢、重いものを持つ動作、運動不足などが主な原因です。予防のためには、正しい姿勢を保ち、定期的に軽い運動をして背中や腰を鍛えることが大切です。